火傷をしてしまった時に、火傷の跡を残さないために出来ることがあります。まず何と言っても水などで早く冷やすことが必要です。もし万が一水ぶくれができていた場合は水泡を破いてしまわないように直接水泡に水をあてないよう、慎重に扱う必要があります。たりしてはいけません。
水ぶくれが破れてしまうと傷跡が残る可能性が高まってしまいますので、保護パッドなどでしっかりと覆って破れてしまわないように保護する必要があります。傷口には軟膏を塗って黴菌が入らないようにしながら保湿することが重要です。これをきちんとしないと傷跡が乾燥してしまいます。保護しないまま乾燥させてしまうと皮膚がひきつれたようになったまま皮膚の自己修復が終わってしまうので、ケロイド状の跡が残りやすくなります。
ただ、なるべくなら早めに皮膚科へ行く方が治りも早いし傷も綺麗に治ります。皮膚科で火傷のレベルに応じた必要な処置の仕方を押教えてもらい、傷の保護に適した軟膏をもらった方が安心です。ステロイド系の軟膏を処方されたときに、ステロイドを警戒して使いたがらない人がいますが、短期間の使用であれば副作用の心配はほとんどありません。傷が治るまでは効果的な軟膏をきちんと塗り続けることが大切です。
火傷の跡が万が一残ってしまった場合、今は目立たなく薄くするための軟膏も販売されています。しかし、残らないようにするのが一番の対処法なので、すぐにひやす保護する、といった基本を守りましょう。